もうすぐ復活祭
昨日、ミュンヘンフィルのお友達とやり取りをしていて、「ビール飲み行こうか」という話になったのですが
めずらしく「もう少し先になってからでもいい?いま禁酒してて」と言うではありませんか。その後に
「Fastenzeit」だから、と。そう、今はキリスト教では復活祭前の断食月にあたり、それぞれ何か我慢をしたり
絶ったりします。彼の場合はお酒だったわけ。キリスト教にとっては大変大事な時期。
一方街はあちこち飾り付けられていてなんとも素敵な時期です。写真は近くの文房具屋さん、毎年飾り付けが
違います。明日は仕事でいつもあまりいかないあたりに行くので、お店を色々眺めてみたいと思います。
もちろんお店は日曜日なのでお休み、外から覗き見です♪
今年はこの時期にミュンヘンでマタイ受難曲に関わる演奏会が2回あります。
ドイツに来てからジャストにこの時期にマタイ受難曲を演奏するのは初めて。改めて歌詞を見ていますが
やはりドイツ語を少しでもしゃべっているだけに意味合いがだいぶ変わって見える気がします。せっかくの機会
色々と見聞きしてキリスト教も併せて改めて勉強したいと思っています。
去年はどうしてたかな、と写真を見ていたら、復活祭の時期はミュンヘンにいなくて、復活祭の直後に帰って来て
そして師匠の演奏会にでかけていました。ハイドンの7つのキリストの最後の言葉の弦楽カルテットをオーボエで
演奏、あまりの美しさに感動して、去年の日本でのアンサンブルアルカディアで演奏したのでした。
今年のアンサンブルアルカディア日本公演は9月4日・兵庫県立芸術文化センターで14:00から行います。
ぜひ関西圏の皆さま今から予定を!!弦楽器をさらに一本加えてオーボエ五重奏のプログラムです。
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