こんばんは、藤井です。
今晩はなぜかなかなか寝れず・・・昨日のスーパーマッサージが（エステ）がききまくっているようです(笑)
しばらくご無沙汰していますが、ただいま東京は巣鴨に一週間住んでおります。
毎日、毎食自炊はきついということで、久々のウィークリーマンション、これが思いのほかGood!自炊を楽しみ
ながら毎日過ごしております。とはいえ、毎日仕事なので朝・晩しかおりませんが。。。
先週は久々の日本でのマタイ受難曲。
藝大時代の素晴らしい諸先輩方とご一緒させていただきました。
紀尾井ホールの素晴らしい響きの中で、感動的なドラマが展開。特に62番のイエスキリストが息を引き取った
あとにうたわれるコラール。思わず涙してしまいました・・・コーラスは企業のアマチュア合唱団でしたが
十分にその意味というか、気持ちが伝わった素晴らしい瞬間でした。このコラール、素晴らしい歌詞なので
載せてみます。
Wenn ich einmal soll scheiden, いつか（一度）私がこの世を去るとき、
so scheide nicht von mir. 私から離れないでください。
wenn ich den Tod soll leiden, もし私が死の中にいるとき、
so tritt du denn herfür！ 私の前に現れてください。
Wenn mir am allerbängsten 恐怖あるとき
wird um das Herze sein, それが私の心を囲むとき、
so reiß mich aus den Ängsten あなた（イエスキリスト）の苦悩と痛みの力で
kraft deiner Angst und Pein！ 私をその恐怖らお救いください。
3時間半におよぶ超大作、しかし常に緊張感と感動につつまれるこの名曲が私は本当に好きです。
それを尊敬する先輩・宮村さんと久々に共演できたこと、これもまた感動でした。
紀尾井ホールで珍しいものをお借りしました！
なんと3本のスタンド！オーボエ、ダモーレ、イングリッシュホルンを駆使するのですが、それようのスタンドが
紀尾井ホールに用意されていました！すごい！！！
自炊、なんて書きましたが、さすがに焼き魚は外食で（＾＾；）
いやはや、この時期のサンマは本当においしい（＞＜）感動的な味です。充電(笑)
そして昨日からは久々の東京佼成ウインドオーケストラの定期演奏会にお邪魔しています。
ワーグナーの指揮者として大変有名な飯森泰次郎さんのもと、演奏させていただいています。
泰次郎先生とは初めての共演ですが、いやはや、素晴らしすぎる指摘がたくさん！
ワーグナーをすべて知り尽くした氏の一言一言が本当に感動的であって、ここまでのことを言える指揮者は
ドイツにもそうはいないと思います。まさか日本でこんな体験ができるとは！時間の使い方、エネルギー、
楽劇の意味はもちろん、官能性や、プロポーション、なんと奥深い。良い演奏会になること間違いありません。
氏のワーグナーに対しての愛をひしひしと感じます、すごい！！！
オールワーグナープログラム、よく吹奏楽で演奏されるエルザ、マイスタージンガーはじめ、素晴らしい音楽が
奏でられると思います、18日（金）東京芸術劇場です、ぜひお越しください！
話は変わりますが台風の影響、ありました。。
自分の乗った山手線が支障物で急停車、満員電車で1時間近い缶詰（＠。＠）
新大久保の駅まで行けたものの、そこから歩いて新宿へ・・・
いつもよりかなり早めに出たにもかかわらず、やはり時間かかってしまいまいした・・・
伊豆大島はじめ大きな被害が出てしまいました・・・少しでも被害の拡大がないことを祈るばかりです。
巣鴨界隈のちょうちんもこの通り。強い風でした。。。
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