今日は朝からりんこジャムの商談について話を進め(詳しくは後日に)、その後現代曲のレッスンをしてから2年ぶりの広島へ向かっています。
8月から早3ヶ月、10月7日から日本に来ています。PCR検査も無事陰性だったので、大阪での二週間の隔離を経て、松山でのオーボエソロ、兵庫でのオーボエソロ+教えごとの共演、そしてヴァイオリン奏者の高橋真珠さんとの長野・飯山、テレビ収録、東京、岩手・大船渡でのデュオの演奏会を無事に終え、今は東京佼成ウインドオーケストラさんの創立60周年記念全国ツアーに参加させていただいている最中です。東京、大阪での演奏会は記念演奏会に相応しい大盛況、想い出に残る素晴らしい演奏会となりました。明日は広島、明後日は福岡、来週17日に札幌、19日に山形、20日に新潟と続いていきます。このブログをご覧になっている方でお近くの方がいらっしゃいましたら是非お越しください。
そしてご来場いただいた各地の皆様、この状況下で毎回ほぼ満員のお客様においでいただけたことは奇跡に近いと感じています。本当にありがとうございました。
今回の一連の演奏会を通じて思うのですが、私の演奏会をお手伝いしてくださった皆様、そして東京佼成ウインドオーケストラのツアーを支えてくださっているすスタッフやホール関係者の皆様の大きな支えがあるからこその演奏会、感謝の気持ちでいっぱいです。コロナという大変難しい環境の中でできる限りの対策をしてくださっていることに頭が下がるばかり。本当にありがとうございます。
ドイツやヨーロッパに住んでいる日本人の皆さんの中には「日本はそんなにノーマルに近づいて大丈夫なのか?」と言われる方がいます。私も少からず心配でした。
ですが、行来する自分だからこそ言えるのは、日本の対策、一人ひとりの努力はヨーロッパの比ではないということ。人混みの多い池袋の交差点や地下でマスクをしていない人を見つけるのは本当に難しい。各施設には消毒液はもちろん、サーモグラフィーまで設置、消毒を促す係員さんまでいます。電車は無言、電車の中は抗菌仕様、飲食店は一席ずつパーテーションを設置など、あげたらきりがない。すごい、凄すぎます。そしてお茶をしていてもマスクをしながら話、飲むときにマスクを一瞬とって飲んだらまたつける。ホールの徹底ぶりも驚きです。国が罰則を設けなくても国民一人ひとりができることをしながら、普通の生活に近づけようとする努力、これはヨーロッパも見習って欲しいと心底思います。
今おじゃましてる東京佼成ウインドオーケストラさん、例えば楽屋でご飯を食べたりするのにこんなパーテーションまでスタッフさんが自作されています。
こんな小さな努力の積み重ねが一つ功を奏しているのかもしれません。
とはいえ、常に気を付けなくてはいけません。私も人と飲み屋で飲むことを我慢しつつ、お茶をするときも屋外もしくは広い場所に限定するなどしています。
早く収束して欲しいばかりですが、今は努力が求められるなと思う今日この頃です。
松山
兵庫
長野
東京
岩手
たまたま演奏会の日に開催された三陸花火大会。
東京
大阪