オーボエ奏者・藤井貴宏 オフィシャルブログ Grüß Gott aus Bayern!

音楽&ビールの街・ドイツはミュンヘンから、再びバイエルンの田舎にお引っ越し♪自然の中で生活しながら音楽や日々の話題を中心に掲載中です☆

Prien


なんだかんだとばたばた過ごしていたら、もう11月も後半!!!早いというよりは実が詰まった毎日を

送れているという感覚でしょうか。ミュンヘンは10月末の雪以来、降雪はないものの寒い日が度々、

先日もマイナス5度まで下がりました。

そんな一番寒い日に懐かしのPrien(プリーン)に1泊2日で行ってきました。

ミュンヘンから急行電車に乗って約一時間、懐かしの師匠宅へ行く途中の地方都市(町といったほうが正確)なの

ですが、観光地としては大変有名で夏場となれば凄い数の人が押し寄せる、バイエルン地方屈指のリゾート地。

無論、湖に近いこと、標高が高いこともあってこの日は激寒でした(@。@)


とある演奏会があったのですが、共演独奏にザルツブルク・モーツァルテウムオーケストラのソロオーボエ

イザベラ女史が抜擢されていました。「初めまして〜」と一通り自己紹介をしてみると「あれ、どこかで会っている

わよね!?どこかで一緒に演奏しなかった!?」としきりに思い出そうとする彼女。ん〜、私覚えていない、

というか会っていないような気がするのですが(^^;)(実は会っていたことが後から判明しました(笑)世界は

本当に狭い・・・)

彼女が演奏したのは古典の作曲家・ルブランのオーボエ協奏曲第一番。

非常にスタンダードなオーボエの曲なのですが、なかなか本番で演奏されるのは聞くことができません。

残念ながらこの曲にはオーケストラのオーボエパートはないのでリハーサルから演奏をホールで聴かせて

いただきました。

とにかく音が大きい!!!

そして太い、暖かい!!!

自分が目指す方向とは違うのですが、本当によく聞こえる音で、オーケストラの中でも埋もれずに飛んできます。

音に「はっ」とさせられるのが本当に久しぶりだったので、その衝撃は大きかった!

本番も素晴らしい演奏を繰り広げた彼女。

終わった後にあれやこれやと質問してみましたが、とても気さくに応えて下さったのが印象的、しかも次回は

彼女の提案でザルツブルクで再会することになりました♪嬉しいなぁ♪

我が師匠とは180度くらい違うタイプなのですが、それはそれで本当に素晴らしい演奏をされていました。

その夜は「どうしてあんなに大きな音がするんだ!?」とか考えてなかなか眠れなかった(^^;)そのくらい

印象を残す演奏をする彼女はすごい!!!


師匠といえば、先日聞いた吹きぶりのモーツァルトの協奏曲は素晴らしすぎた・・・。

決して大きな音では無くて、でも空間全体が途端に響き出して音で包まれる、そして軽やかな吹きまわしで

吹くモーツァルト、改めて師匠の偉大さを感じたのでした・・・。

そんな師匠に来週、久しぶりに数日、お泊まりでお邪魔します。ザハランク、もう雪積もっているんだろうな(^^;


あまりに久々のブログ、なんだかまとまりのない文章ですみません(涙)

また書く「習慣」を取り戻さなくては!!!




ブログランキングに参加中☆よろしかったら今日もこちらへ→人気ブログランキングへワンクリックして投票していただけたらと思います。よろしくお願いします

こちらもよろしくお願い致します☆(下の文字をクリックしていただくとホームページに飛びます)

藤井貴宏公式ホームページ
公式ホームページ