オーボエ奏者・藤井貴宏 オフィシャルブログ Grüß Gott aus Bayern!

音楽&ビールの街・ドイツはミュンヘンから、再びバイエルンの田舎にお引っ越し♪自然の中で生活しながら音楽や日々の話題を中心に掲載中です☆

ちょっと考えてみました・・・


皆さん、お元気でお過ごしでしょうか?




7月にBaby・大貴君が産まれ、9月にミュンヘンに戻って来てからというもの、それまでの生活リズム・スタイルは

一変しました。当然なのですが「たいちゃん中心(*注・たいちゃん=大貴くん)」に全てが回ります。

ブログもなかなか書く時間をうまく取ることができず(言いわけですが・・・)このありさま(^^;)

今日からでも改めたいものです(笑)

写真を色々撮りためているのですが、どうもパソコンさんの機嫌が悪くてダウンロードできない状態が続いて

います。残念。。。






今日は音楽のことではなくて「世の中」についてちょっとだけ感じることを書きたいと思います。


たいちゃんのステキすぎる笑顔を毎日見ていると本当に癒されるわけです。

私たちはもちろん、奥さんによると街に出ると必ずと言っていいほどミュンヘンの皆様に

「moi(モ〜イ=かわいい」

と声をかけられるそうです。かわいがられるために赤ちゃんはかわいい、とよく言いますがまさにその通り。

見知らぬ人にも愛されるだなんて、赤ちゃんの特権だし本当に心が温まります。



そこでつくづく思うことは「世の中で生きている人は皆こうやって育ててもらう人の愛情を一心に受けて

成長しているんだな」と。すごいことだと思いませんか?

今周りに見える人みんながそうなのですから!

どれだけの愛情がこの世の中に溢れているのか!!!!

そんなことを考えると感動で鳥肌が立ってしまいます。





ここ最近、不穏な空気がそこかしこで渦巻いています。

尖閣諸島問題はもちろん、イスラエルパレスチナの衝突、経済危機、耳を疑うような悲惨な事件・・・そして

東日本大震災の大きな爪痕と原発問題・・・

私もそうですが、皆さん自分の生活を一生懸命に生きることが一番大事なことです。

当たり前なことです。しかし時として「自分が一番」になりすぎる時があるのかもしれません。それは個人で

あったり団体であったり、形態は色々でも「他」を忘れてしまうことがあるのではないでしょうか。






皆が子供を育てるような「愛情」を持って、他を思いやる生活していればこんなに問題が多発するとは思えない。

それなのになんでこんなに大きなことがたくさん起こるのか・・・

一言でなんか言えない理由がそこにはたくさんあることは百も承知です。

ただ親になってみて一つ思うのは「皆がだれに対しても愛情を持って接することができればいいのに」ということ。

しかしそれは現代にとってとても難しいことだと思います。まず状況が・情勢がそれを許さないことが多い。

これだけ情報があふれ、しかも瞬時にどこの情報でも手に入れられる。「自分は自分のスタイル」というものを

もつものが昔に比べると持ちづらくなっているのもたしかです。

「一番になる」「勝つ」「人より上に」「〜より〜が良い」というようなある種の「競争」がどうしても至る所で先決する。

これらは上達したり、よりよくなる為には必要なことだと思います。しかし一歩間違えるととんでもないことになる。

そう、一生懸命になりすぎて他を思いやる「愛情」を忘れてしまいます。


「自分を愛するように隣人を愛せよ」


主キリストが言った言葉です。私はキリスト教徒ではありませんが、非常に素晴らしい言葉だなと常々思います。

今の時代に最も欠けていて、そして必要とされる言葉だと思います。本当の意味で。。。

生きると言うことは決して楽なこと、楽しいことだけではないし、競争も必要とされる。

けれども根本にあるのは「みな平等=皆同じだけ大事な存在である」ということだと思うのです。

もう少し身近な人、自分と関係する人を世界中の皆が大切にしていくことをしていけば、今までよりさらに

素晴らしい「ハードだけではなくソフト面」で成長できると思うのです。






不穏な空気にに満たされ、世界がどこに行くかいまいち見えてこない今だからこそ、少し考えてみるのは

いいことかなと思います。なんともまとまりのない文章ですが、なんとなく書きたくなったので記事にしてみました。



ミュンヘンは毎日霧の中(^^;)標高800m以上は晴れているらしいのですが・・・

そして来週からは徐々に冬に向かう予報。日本も今冬は「寒い」との3カ月予報が出たとのこと、

皆さんどうぞ身体を大切にお過ごしください!





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