オーボエ奏者・藤井貴宏 オフィシャルブログ Grüß Gott aus Bayern!

音楽&ビールの街・ドイツはミュンヘンから、再びバイエルンの田舎にお引っ越し♪自然の中で生活しながら音楽や日々の話題を中心に掲載中です☆

こんな青空が・・・



見てください、この綺麗な青空でもこれ先月の写真(涙)
今日も天気予報が外れて雨降りです早く「晴れて気持ちいい」なんていう記事が書きたいのに・・・。とはいえ少しずつ回復に向かっているのか、空気は軽くなってきました練習も少ししやすくなってきたような

ちょっとオーボエの話を。
皆さんもご存じのとおり、オーボエはリコーダーのように指をぺこぺこさせながら音を変えていきます。厳密にはリコーダーとは違ってキーと呼ばれる金属をおさえて管にあいている穴を開いたり閉じたりします。

ところがこれがなかなかややこしい。
金属をおさえようと力を少しでも入れるものなら、それぞれの指のバランスを失ってスムーズに動かなくなる。これをシェフは「チューイングガム」と言います(^^:)。私も難しいパッセージになるとこの現象が起きてしまうことが多くて、彼のような「クリアー」さがなかなか出ない。シェフはとにかく「クリアー」、すべてが。中途半端に音が変わってしまう、なんていうことはないのです。。。んん〜すごい。

私は長年の「チューイングガム」生活から脱却すべく、少しずつ「クリアー」になるため日々特訓中なわけですが、、、これ、簡単にはできません。シェフならでは・・・・。これだけクリアーな人も世の中草々いるわけではないのです。ちょっとした違いなのですが、比べたら歴然圧倒的に軽やかに聞こえるわけです。

彼の頭には「鍛える」という文字は全くないそうです。アンブシュアを保つために長く吹くとか、同じパッセージを何度もずっとやるとか。彼曰く、「何をどうすればいいのか、一つ一つ頭の中を整理してやっていけばたくさんの時間は必要ない」とのこと。なので「練習しすぎるな」といつも言われるわけです。

なのに、、、
一週間ぶりに家に戻ったと思ったら、「OOの曲はもう暗譜したか?あの曲をレッスンしよう」とか突如として言われるわけです。。。間に合わない、というのが本音。でも「少しずつ」と気持ちを落ち着かせてみるわけです、慌ててストレスをかけてしまったら意味無いわけですから

でも難しい(^^:::::)


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