Solidarität!
第3アドベントを迎えクリスマス近づいてきましたが、明日からドイツは厳しいロックダウン。学校、商店はすべてストップ、一家族としか会うことは許されず、バイエルンは21:00-5:00まで外出規制もかかり厳戒態勢。それをしても既に1月、2月に感染の山が来るのではないかと言われています。
一方で国のトップと州のトップが連日テレビ等で国民に説明。バイエルンのズーダ首相はホントに毎日会見や演説、物凄い説得力。記者会見の質問もとことん答える。
そして今日のメルケルさん、忙しいはずなのに座談会で大学研究機関で今何が問題でどうするべきなのかを現役の大学生や教授とオンラインで一時間に渡る議論。リードを作りながら思わず見入ってしまうほど、切れ味あるやり取りは素晴らしいの一言。もちろん原稿はなくその場のやり取りでお話されるわけですから、それだけお二人とも色々なことをよく熟知されている証拠。凄い・・・信頼感はこういうところから出てくるのかなと感じる毎日です。
死者の割合が低いなどの話も出ますが、それだけが問題なのではなく、とにかく集中治療室がコロナでいっぱいになるのだけは阻止したいとのこと。12900床ほどあった集中治療室は残りが4600床余り、しかも医療従事者の感染も多く、この数字全てのベッドが使えるわけではなさそうです。そして死者数についてもドイツの現在の死者数は大凡「3分に1人」以上が亡くなっている計算なので、やはり只事ではありません。我が家は何もできませんが、他人とのコンタクトを可能な限り0にしようと思います。
ということとで、今日は少年と久々のチェスをして自分のボンミスから初黒星を喫したり、少年の願いの手作りシュニッツェルを作っみたり、明日からのロックダウンを頑張ろうと家族で話す夜でした。