バイエルン放送交響楽団・定期演奏会
先月に引き続き「バイエルン放送交響楽団」の演奏会を聴きに行って参りました。
今日はヘラクレスザールではなくガスタイクでの演奏会、祝日ということもあって始まる前からおおにぎわい!
少しお祭り気分な感じですっかり良い感じに出来上がっている方も♪
さて本日のプログラムはと言いますと、
R.シューマン 4本の為のコンチェルトシュトゥック
E.サロネン オーケストラのためのNyx
J.ブラームス ピアノ協奏曲第二番
指揮 エサ ペッカ サロネン
ホルン バイエルン放送響セクション
ピアノ イェフィム ブロンフマン
う〜ん、クラシック好きな方には「豪華〜」という感じの内容でございます。
こちら本日の演奏会の様子です。
どれも素晴らしかったのですが、ひときわ輝いていたのはイェフィム ブロンフマンでした。
彼の18番ともいえるブラームスの協奏曲二番、彼のこの曲を生で聴いたのは初めてでしたが良かったです。
とにかく「自然」に聞こえてくる。全く難しそうなところがあるようには聴こえず、ソロの時は非常に聴きやすい
素晴らしい音量のコントロール、しかしオーケストラと張り合う時はばっちり聞こえる大音量。
なんといいますか、「あ〜、すごい、上手だなぁ!」
という次元をはるかに超えているんでしょう。
楽章の間をほとんどあけない3と4楽章、その瞬間、お客さん同士で「う〜ん、いいねぇ」と緊張感がとかれた
瞬間に言葉が出てしまう、4楽章が始まっているのに一瞬ザわっとするのですが何ともそれも自然な感じで、
空気を持った演奏であったことがよくわかります。この大曲をみんなしっかり聴いて楽しんでる。
すごく「感動!」というよりは「いい音楽聴かせて頂きました」という満足感あふれる演奏でした。
そして先月に引き続きホルンはブラヴォーでした、いやはやすごいです。
ブラームスの冒頭にも難しいソロがありますが、このオーケストラの若き1stホルン奏者がいとも簡単に
吹いてくれました、素晴らしいなぁ♪
ということで身体も元気になって、耳も心も元気になったわたくしでございます(^0^)
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