この冬の回想その4です。
2月26日に長野にあるアマチュアの吹奏楽団、ウィローウインドオーケストラの祝五回の定期演奏会が
行われました。
この団体は発足時から関わらせて頂いている団体で、私の育った長野を本拠地として活動している団体。
私も中学生のころは吹奏楽に明け暮れ、高校になってからは各地の中学・高校を教え歩いていました。
その頃の私と同じ世代のみなさんは本当に情熱があって、生徒主導で「どうしたらよくなっていくだろうか」と
いうことを考えあいなが、そして他校ともともかかわりを持ちながら音楽をしていたとても素晴らしい時代でした。
そんな皆が大学を卒業するなどして
「ぜひ藤井と一緒に音楽がまたしたい!」
というところからこの団体が出来上がったのでした。団員皆さんそれぞれ仕事があり学校があり、
私自身もドイツ&全国各地を転々とする中で長野にある程度定期的に行くのは、それぞれみんな大変だと
思うのですが、それぞれの誠実な「音楽がしたい」という気持ちで皆ここまでやってくることが
出来ているのかなと思っています。素晴らしいことですよね!
それなりに楽器が上手な皆さん、一言言うだけでがらっと変われる、そして耳と気持ちがあるので
たとえば難しい音程の問題もクリアーするのが早く本当に素晴らしいんです!気持ちは出ますね(笑)
そんな記念の第五回定期演奏会は、あいにくの雪にも関わらず沢山の人においでいただきました。
心から御礼申し上げます!またスタッフ、応援・支援していただいた皆様にもこの場を借りて御礼申し上げます。
スタミナを必要とするタフで難しい曲が並んだ演奏会ですが、月に2~4回のそれぞれたった二時間程度の
練習時間でよくここまで出来るな、と本当に皆さんに感動しました。勿論事故もありましたが、それでも
気持ちの入った良い音楽、音が出ていました♪
ただ・・・・
第二回の演奏会から来ていらっしゃる方に一言言われたんです、
「いい音してるのにうまいのになぁ、なんで一音目があんなに合わないの?みんなで出るときにあわないよね」と。
・・・お客さんに言われてしまいました。
これは本当にストレートパンチをくらった気分でした。
私も言い続けている課題であり、本当にその通りだから。
私の指導が悪いのかもしれない。
「音楽監督なんだから同じ世代でも上から目線で言っていかないと!」
とも言われたりするのですが、怒ったところでこちらのパワーがなくなってしまうだけ。
どうしたらいいのか、これは本当に課題です。
「おしい!」
これがきっと大方の客様の感想なんだろうなと思います。
一音目、これは佐渡さんもシェレンベルガーもみんなこだわること。
その音がどんな顔をしているかですべて決まります。後で修正しようとしても遅い。
ことに曲の一音目は印象的にもなるし致命的にもなる。
こればかりは言いわけがきかない、並々ならぬ集中力を必要とするところです。
アマチュアとプロとかは関係ないですから、この部分は克服したいものです、いやしなくてはなりません。
ぜひ次回、演奏するときは「一音目が素晴らしかった!」と言われるような演奏が出来ればと良いなと
切に願い、そして私も頑張りたいと思います。
そう、これを読んでくださっているみなさんでクラリネットを吹かれる方いませんか?
Willow Wind Orchstraでは現在クラリネット吹きを大募集しています!
夏の本番に向かって練習中ですので興味ある皆さん、ぜひ遊びにいらしてください♪
ご連絡いただければ詳細を追ってお知らせします♪
よろしくお願いいたします☆
・おまけ
いつも練習が終わって東京に行く時はこの時間(笑)さすがに人は少ないです。
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