オーボエ奏者・藤井貴宏 オフィシャルブログ Grüß Gott aus Bayern!

音楽&ビールの街・ドイツはミュンヘンから、再びバイエルンの田舎にお引っ越し♪自然の中で生活しながら音楽や日々の話題を中心に掲載中です☆

Firenze2 Essen!



こんばんは、やっぱり我が家が一番!と思いながら過ごしている藤井です(笑)

昨日の夜は手作りカレー、今日はヴェネツィアのおいしいパスタの再現を試みていました(^^;)
カレー、日本の多種にわたるカレールーは素晴らしい!と思ってきていたのですが、最近ターメリック
中心に自分でアレンジして小麦粉、バターで作っていくほうがさらにおいしいことに気づき、今回はたいき少年にも
作って差し上げました。アンパンマンカレーからの卒業(笑)「パパつくったー、おいしー」と言う少年、いいやつだ!

そしておいしいパスタの再現。
失敗してエビを不味くしてしまうと悲しいので、今回はなしで。
どうやらカッテージチーズ&バルサミコが入っていた模様!
いやぁ〜、バルサミコは入れたことなかったなぁ(^^;)
ただ分量が難しいようで、生クリームがかなり入っていた模様・・・むむむ、もう一度挑戦です!


さて昨日の続き。
今回お世話になったHさんに連れて行っていただいたお店はトスカーナ料理を出してくれる素敵なお店でした。

後ろに並んでいる瓶、中身はちゃんと入っていてすべて注文できるとのこと。そしてテーブルのものはハウスワイン
飲んだ分だけ後ではかりで計算したのち請求される仕組みでした。




珍しく食べ物の写真ばかりになりますがご容赦ください(^^;)どれ一つとっても食べたことのないものばかり、
トスカーナ、万歳(^0^)!!!



前菜に豆とエビのサラダ。セロリなど香りの強い野菜とともにでしたが、バルサミコが効いたソースが美味!




そしてこちら、見た目ちょっと悪いですが、トスカーナのレストランには必ずあるメニューだそうで、いわゆる
パンがゆです。これがね、おいしかったんですよ!ほうれん草などが主なのですが、やわらかいお味で!
お店、家庭によってだいぶ味の差があるとのこと。パンがゆ、作ってみようかな〜




そしてパスタ。
ひき肉とトマトと赤ワインのパスタなんです(^^;)
見た目(@。@)って感じですが、もともとのパスタに色がついているのも手伝ってだいぶワイン色。。
キャンティをふんだんに使ってワインの味ががっつりする大人のパスタ、やはり酸味があってこれも初めての
味でした、麺はかなりのアルデンテ、おいしかったです。





そして主菜。
ヒルのローストバルサミコソース風。
こちらもセロリなどの香草とともにいただくのですが、う〜ん、良い香りの料理でした!
しっかりとしたジューシーなお肉、そして酸味のあるソース、赤ワインにあうんだなぁ。
お酒大好きなシェフ、さすがです!







そして変わり種ということでHさんが頼んでくれた一品、モツです!!!
トスカーナではよく食べるとのことで、牛を残らずいただくという風習からではないかとのこと。
あっさりとした味付けでやわらかく煮込まれていまして、そこにバジルソースと唐辛子ソースを
お好みで付けていただきます。もうパンとの相性抜群過ぎました(^^;)おいしい!





これらを三人+たいき少年でいただいたわけですが、周りに座っていた現地の方々は前菜、主菜それぞれ
一人一皿にパスタにデザート(@。@)す、すごい・・・・。


とここまできて、赤ワインもしっかりいただいて。
やはりデザート!ということで手作りティラミス&イチゴティラミスを注文しました。
これまた病みつきのお味、3人で喜んでいただきます。
そんなところ、後ろの席にいたご家族が話かけられてきました。
なんでもローマ出身の方々でご主人は先週まで一週間日本に出張だったとのこと!日本語が聞こえてきて我々が気になっていた様子(^^;)もちろんイタリア語でお話されてきたのですが、どこから来たかとの話になった時に
我々がミュンヘンでと話すと「え??私たちもよ!」と子供がドイツ語で言うではありませんか!もう14年も住んでいるそうで、しかも我が家から近郊電車に乗って20分ほどのわりとご近所にお住まいなことが判明!盛り上がる!
そのうえ娘さんたちはピアノ、トランペット、フルートを習っているというからさらに盛り上がる(笑)いや〜、偶然すぎてびっくりです。名刺までいただいて、今度ミュンヘンで再会することに!それにしても素敵な笑顔の家族だったなぁ〜、そしてイタリア語とドイツ語を綺麗に話す子供たち、カッコイイぞ!!!イタリア語、このまま自分も引き続き勉強しようと強く思ったのでした。





帰り道、こん門をくぐってホテルにもどりました。中世の頃、ここを境に外と中を隔てていた門だそうです。この一帯、その名残で壁が残っていました。これらも500年以上の時が経っています。この門のところだけ急に道が狭くなったり歩道がなくなったり、石畳が歩きづらいとか、不便さこの上ないですが歴史を街ごと守っていく心意気をこんなところでも垣間見ることができます、便利より「不便でも唯一性」、大好きです。





翌朝、「パパ、外であそぶ〜」とたいき少年(^^;)朝食前の一仕事です。。
今回お世話になったホテル、素敵でした!何がって特にスタッフが!明日触れたいと思います。




そして朝食後張り切って訪れたこちらの教会、中に描かれている絵をミケランジェロたちが通い詰めて勉強したというたことで有名な教会なのですが、その部分だけ美術館指定に。そしてなんとこの日、休館日(:。:)あー、すごく見たかったのに・・・教会は入れるので、その絵がある場所を遠くから一生懸命覗き見、ちょっとだけみえましたが・・・次回だ。





その教会を出たところに一人のおじさんがじっと座っていました。

イタリアではドイツ以上に目立つ、いわゆる「お恵み」を求める人たち。
中には「えっ?」と言いたくなるような、無理やり金払え、的なことを言う人も多数、正直あまり良い気持ちはしないのです。が、このおじさん、なんだかオーラが違っていて、たかだか数百円ですがポケットにある小銭を差し出させていただきました。すると色々と話かけてくるのです、もちろんイタリア語だから全部わかるわけないのだけど、とにかくたいき少年に「幸福があるように」言ってよくしてくれるのでした、彼ができることをお返ししてくださったのだと思います。

人それぞれ、どんな境遇で座っているかはわからないですし、このおじさんが本当にお金がなかったりで困っておられたのかはわかりません。でも差し出して悪い気持ちがしかったですし、色々お話もできた、やはり「人」「人間性」というのはとても大事なのかなと感じた瞬間です。私、人から時々「藤井君、人よすぎるからな、だまされないようにしたほうがいいぞ」なんて言われます。確かに、やっちゃう時、あります。。

でも何か感じたんですよね、この瞬間。きっと悪くはなかったのだと信じたい。





こんなそんなで「人」というもの、良さを感じることができていたフィレンツェ滞在、しかし、この後気分がどん底になるような出来事、そして私は行動をしてしまうのです・・・だまされるというか、良心につけ込まれるというか・・・
お金も大事、名誉も大事、でもやはり最後は「人間」だと思うのです。このお話はまた明日。







ブログランキングに参加中☆よろしかったら今日もこちらへ→

人気ブログランキングへワンクリックで投票していただけたらと思います。よろしくお願いします



こちらもよろしくお願い致します☆(下の文字をクリックしていただくとホームページに飛びます)



藤井貴宏公式ホームページ

公式ホームページ