オーボエ奏者・藤井貴宏 オフィシャルブログ Grüß Gott aus Bayern!

音楽&ビールの街・ドイツはミュンヘンから、再びバイエルンの田舎にお引っ越し♪自然の中で生活しながら音楽や日々の話題を中心に掲載中です☆

Waldsassenと腰痛と口腔外科

第二アドヴェンとの先週末はバイエルン州でもかなり北に位置していてチェコとの国境沿いの街、Waldsassen(ヴァルトザッセン)で、二回のクリスマスコンサートでした。ミュンヘンから約250km、そしてかなり田舎なのでミュンヘンから電車で行くならば朝出ないと、もうその日には到着できない、といったようなところです。今回もいつもながらアルベルトさんの素晴らしい運転で2時間で到着!!このような時にスピード「無制限」のアウトバーンの強みを感じます。

ここのバジリカは大変すばらしく、また有名で、今回は私にとって二回目の訪問でした。
先日ドイツレクイエムを演奏した際に何度か見た映像が、バイエルン放送響によるこのバジリカでのライブ。ありました、その時の写真!そのほか、バーンスタインマゼールなともいらっしゃったバイエルンの演奏史にとって大事な場所であります。






ちなみに、このバジリカ中にある図書館が本当に美しく素晴らしい!写真禁止だったので、ないのですが、美しいしユーモアがあって面白い、もしかしたらこのユーモアがバイエルンなのかな?と今までの経験とマッチしたように感じたのが不思議でした。こんな手間かけているのに、なんでこんな面白い子としてしまうの?というしかけがいっぱいです。説明してくださる係りの女性もユーモアたっぷり!本当に素晴らしかった。ネット上の検索写真ですがせっかくですので、以下のアドレスからご覧ください。

図書館の画像


街の飾りつけもシンプルながらとてもおしゃれ。バジリカの外観はこんな感じ。





そして2日とも800強の席は満席!人口が約8000人、単純計算で街の20パーセントがいらいしたことになります。最後はバイエルンの心も言えるヨードラーで自然とスタンディングオベーションが起こり、しみじみと合唱。暖かな、そして文化を感じる2日間、素敵でした。




またここのオルガンもとても素晴らしい!見た目も音も記憶に残るオルガンです。
記憶、そして文化といえば・・・
土曜日は楽員皆さんでホテルにお泊りだったのですが、これがすごかった・・・
併設のレストランにふらっと立ちよると、大先輩が2人、「まぁ座れよ」と誘ってくださるのですが、1人2人と増えて、いつの間にやら全員集合、歌うし演奏するし超賑やか(笑)そしていつもながらのバイエルン語で今回はいじられること5時間( ;∀;)タカヒロから始まって、タコヒロ、タコ、もう何が名前かわからない(笑)いっぱい飲めば「さぁ、飲もう!」とこれまた大先輩のホルンの彼がシナプスをおごってくださる( ;∀;)飲み終わればクラリネットの先輩が「さ、ビール買ってきたぞ!」と目の前にドン、と置いてくださる。もう逃げられない(笑)何杯飲んだのだろうか・・・とってもおいしいビールにシナプス、でもそこまで強いわけでもないので内心「ぼちぼち帰りたい・・・」と思うものの、外国人一人ということでみなさん相手をしてくださる。バイエリッシュ、2km違えばもう単語が違うとのこと。最近奥さんから買ってもらったドイツ人の為のバイエリッシュの辞書を持っていって見せたら「この単語しらない」とか「これ意味違う」とか(笑)もう皆さん大爆笑!そりゃ私にわかるわけがない(^^;)とりあえず12:30で逃げることに成功しましたが、半分の人は3時まで、そして女性軍は5時までのみ明かしたっていうんだからすごい!!!11時間ですよ!( ;∀;)もう記憶に残るし、文化も半端なく感じた夜でした。




そんな素晴らしい2日間だったのですが、帰りは大雪と大渋滞!4時間の乗車。そして先週は机仕事が多かったことも手伝い、久々の腰痛!!!昨日は午前やるはずのことがすべてキャンセルで寝込むことに・・・それでも体はすごいもので、午後からの口腔外科へは行くことができました。そう、残る親知らず2本を抜くのです!!!今回は紹介状をもって口腔外科へ検診へ。予定が決まると思いきや、念のため神経がどこを通っているかの検査を違う医療機関でしてきてくれと。そのうえで予定をたてて抜きましょうとのことでした。意外や意外、とても慎重にやってくださるようでありがたい限り。若干面倒ではありますが、来月末、綺麗に色々なことを済ませる予定です。しかし、麻酔と神経についての専門の説明、ほんと単語わからなかった・・・明日は辞書片手にお勉強です。。。



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