街の中心に久しぶりに行ってきました。街の中は落ち着き気味、オークトーバーフェスト（ビール祭り）も
終わり、クリスマスまではまだ時間があるこの期間、月末のハロウィンに向けてなんとなく雰囲気がありました。
花屋さんも上の写真の通り、秋色らしい感じが漂っています。
今週からのテーマ、「ランニング」ともうひとつ、そう「語学」。
これはなんとなく興味のあるイタリア語もそうなのですが、それ以上に「ドイツ語」を鍛えるということが主なのです。
恥ずかしい話ですが、ドイツに来る前に大学でなんとなく2年授業でやったのと、兵庫のオーケストラにいたときに
個人的にドイツ語のレッスンを数ヶ月受けた以外は語学学校に行ったことがないのです。これは全く持って自慢できることではなくて、やはりその言葉の持つ「ニュアンス」や「言い回し」というのもがあるわけで、独学で文法が出来ても、
子供のころから脈々と広がっていく母国語の人のいい方とは程遠いものになってしまいます。現に、日本で売られている日本語によるドイツ語の語学書とドイツ語による国語の本とはだいぶニュアンスというか「違い」があります。
ドイツに来て7年が経ちますが、留学で入ってきたわけではないので、この点においても異色で「皆と育っていく」
といったような感じでドイツ語を学んできていません。未だに悩みの一つなのですが、これは単純にドイツのレベルが上がれば消えることでもあります。
幸いここまで仕事はできていますし、普段の生活や諸々の手続きはできています。
でも、既に少年の幼稚園で学んでくるドイツ語との違いを如実に感じるのです。少年が話すと「そうそう、こういう
言い方ドイツ人するよね」という感じ。
外国人同士、ドイツ語ができる人同士で話すのと、ドイツ語が母国語の人と話すのはやはり大きな違いがあります。
（もちろんスーパー母国語に近い素晴らしいドイツ語を話される外国人のかたは山ほどいることも事実です）
正直、一生懸命やってきたここ数年、語学学校に行く余裕も、行こうと思うこともなく過ごしてきてしまったのですが、
ついにこの夏、「今やるしかない！」という気持ちになったわけです。その理由は？と自分で考えるのですが、楽器も
含めて色々と変化の始まりの年の様です、もちろん良い意味で！
夏に「ここだ！」と思う語学学校に問い合わせると早速テスト・・・
その結果を見ながら今度は学校まで出向き口頭で話すテスト。
結果、文法で抜けている部分があるので自分で一度勉強してみて1か月後もう一度テストを受けるということに。
私が危惧していた通り、話すという慣れの部分、そしてなんとなくの言い回しも知っている。でも1からきちんと教育を受けた人ができる形容詞の格変化、その時々の単語の使い方などができていなくて、会話レベルは上のクラスに
入れたい、でも抜けているところがたくさん、という先生も困るバランスの悪さなのです。
それから一生懸命とは言えませんが、この一か月ちょくちょく勉強をして、今日二度目のテストに。
結果、ある程度前回より埋められている。が、まだスムーズに決まりに気を付けて話せないとのこと。
さらに勉強を自分でしっかりするといわれ、11月終わりからクラスに初めて入ることになりました。
ようやくです（笑）
どこができていないのか、ちゃんと分析してもらったり、間髪入れず矢継ぎ早のスピードで口頭テストしてもらったり、
正直ここまでで緊張してもうタジタジです。
でも、こんな気持ちになるのも久々でした。
自分もある程度歳を重ねた結果、教えることが多くなり「教えられる」ことが少なくなりつつあります。
ことに「学問の授業」となると尚更です。今日も口頭テストで、意味は相手に伝わっていても次々と語尾変化や
単語の使い方をなおされました。しかもだいぶ若いお姉さんに。正直恥ずかしい気持ちでいっぱいでした。
この感覚、忘れてた。
私の周りでは免許や資格といったもの一生懸命勉強して取られてる方がたくさんいらっしゃいます。みなさん、
それぞれに努力をされているわけで、それを聞くにつけ尊敬していた矢先だったので、自分もここはひとつ「勉強」に力を入れて、気持ちを入れ替えて頑張ろうと思います。
クラスが始まると月から金は毎日3時間の授業、クリスマスまで続きます。
仕事もうまく調整できたので、それまでの間、自分でしっかりお勉強したいと思います。ほんと良い機会です。
皆様、よい週末を♪
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おまけ
市庁舎の前で珍しくパーカッション二人組がパフォーマンスしていました。楽しい感じで素敵でした♪
