荷物を受け取り外へ出て、スーツケースかり荷物を出そうとしたら
まさかの鍵破損！！
成田で出てきたスーツケースは無残にも使えない状態に。乗り継ぎがあるとはいえ、申し出なくては！とバゲージクレームをと思ったらすでにセキュリティエリアを出てしまっています…>_<…ミュンヘンなどは荷物受け取りのセキュリティ内にあるので、焦って係員にお尋ね。すると、セキュリティの外にJALバゲージクレームセンターがあるとのこと！急いで駆け込むとお姉さんが「すみません…>_<…」と丁寧に何度も謝ってくださいます。「いやいや、あなたが壊したわけではなくて、少なくともミュンヘンかヘルシンキで壊されたか飛行機内で壊れたわけで。でも今回JALのフライトはとっても穏やかで着陸も素晴らしかったから、やっぱりミュンヘンかヘルシンキですよ」と話すものの、まだまだ申し訳なさそう。仕事とはいえ、なんと大変なんでしょう。世の中、こうしたクレーム対応の仕事をされている方は沢山いるのだろうと思うと頭が下がる思いです。「クレームセンター」だからといって何でも物申すものでもないよね、と個人的に思います。頭にきてもよく考えてお話をする、相手も同じ人なのだし。今回、敏速に対応していただき修理&代替えスーツケースまで貸し出していただき大感謝！夕方には電話をいただき、帰りの乗り継ぎ時に引きとれるように手配をしてくださりました。JALさんに星５つの対応をしていただき感謝感謝です！対応&電話をくださったお姉さん、ありがとうございました！私の中でのJALのイメージが格段にアップしました（笑）
ちなみに日本だと謝られることがドイツにいるとなかなかすぐに謝られることがない気がします。最初は？？と思ったこともありますが、今となれば「お互い様」ということで、ある意味楽な部分でもあります。
ドイツといえば、一昨日元西ドイツ首相のヘルムートシュミットさんが96歳で逝去されました。親日家でしたし、個人的にはルフトハンザのハイジャック事件で人質全員救出のことが思い浮かびました。東西冷戦時代の西側のリーダーの一人だったヘルムート氏、ミュンヘンでも連日大きく報道されています。また時代が移り変わっていくような気がしました。ご冥福をお祈りします。
直近のドイツは大きな問題山積、国家予算が黒字転換したとはいえ、エネルギー問題、難民問題、自動車排ガス問題、どれをとっても直ぐに解決出来るものではありません。メルケル氏がどのようにこれから動いていくのか、とても興味があります。個人的には一度決めた事がうまくいかない＝失敗＝ダメ、ということではなく、大きな失敗をしたとしても「こうあるべき」という理想と理念を持って進み、問題があれば柔軟に変化をして解決していく、とても素晴らしいことだと思います。実際、難民問題などは最初の理想からドイツ全体が変化しつつありますから。
何をしても誰が決めても必ずどこからか文句を言われるわけであって、そうすると最後は上にいる「その人」の考え方で進むしかありません。だからこそその人の人間性と価値観が大事になってきます。政治家や企業など、人の上に立つ人の「人間性」、これは見ていく必要がありますよね。JALさんのクレーム対応係のお姉さんではないですが、現場の人で真摯に動かれている方が沢山のいるのと同じで、それは国と国民という関係でもいえるのでないのかなと思います。正直に、真摯に、国も企業のトップも常にそうあってほしい、そうでなければいけない世の中になって欲しいと思いました。
話がだいぶそれましたが、そんな考えに及んだJALのお姉さんにもう一度お礼を！（笑）
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