Sapporo - オーボエ奏者・藤井貴宏オフィシャルブログ　Grüß Gott aus Bayern!

昨日から札幌にやってきております。昨晩は11度、さすが北海道、少し涼しいです。

ゴールデンウィーク、皆さんは楽しく過ごされましたか？最終日だった昨日、長野県上田から新幹線に乗ったのですが「帰省ラッシュ」というものを初めて経験しました！今までこういう日には動かないようにしていたのですが、今回はどうしても動かなくてはならず乗車したのですが。。。長野始発にも関わらず、上田ではすでに多数の立ち席の皆さんが！佐久平、軽井沢とその数はますます増え、山手線のラッシュに近い状態！！す、すごい・・・。世の中このように動いているのだなぁとある意味社会勉強になりました（笑）羽田から飛行機に乗り千歳から快速に乗り、上田を出てから5時間でホテルに到着です。

そんな中ちょっと残念な出来事が・・・
新幹線の中での出来事、私が立っている横にお母さんと幼児も混雑の為に立っていました。見るからに2歳くらいの小さな男の子。車内は少し暑いしとにかく人が多い。ベビーカーを広げるのもはばかかられたのか、ずっと抱っこ、重かったことと思います。一生懸命お母さんが気を引いて子供のご機嫌を取ろうとするもののだんだんにぐずりだします。仕方ないですよね、こちらだって嫌だもの、子供はもっときついと思われる状況。お母さんは少し焦りだして少し強めの言葉で子供に黙るように言います、気持ち、うんうん良く分かる。と思っていたのですが、明らかに数人の人が「嫌な顔」をしています・・・。お母さんも必死だったのでわたくし、ちょっと声をかけてみました(ドイツでは普通なのですが、日本で声をかけると時々無視されたり冷たくあしらわれるのでちょっと敬遠気味)。自分も2歳9か月の子供がいるんですよ〜、なんて話から「子供が気が紛れて助かります」と喜んでいただき話しながら乗車しました。彼女らが降車する大宮駅、ベビーカーもあるし「運びますよ？」と「え？」と軽くびっくりされるものの、「お願いします」とのこと。ホームまで降りてベビーカーを広げてあげて。「ありがとうございました！」と喜んでいただいたのですが・・・。先にも書いたようにほかの乗車客の目が終始痛かったのです！しかも「そんなことするんだ」って小声で聞こえる始末、20代くらいと思われるカップルでした。なんて奴らだ！！！！

いつも思いますが、いつからこんなに弱者に対して冷たい国になったんでしょう？？
前日にはこんなこともありました。
京浜東北線に乗っていると西川口駅から盲導犬を伴った男性が乗車しました。とてもお利口な犬で静かにしているのですが、人が多いために近くの人のバックや足を軽くクンクンしていました。そりゃ近いから仕方ないよね、と私は思うのですが、中学生の男の子や若い女性が明らかに嫌な顔をして犬から避けます。犬が嫌いなのかもしれませんが(そういう素振りではなかったですが・・・)、もう少し状況を考えて接してほしいなと思いました。目が見えない人にとっては大事な犬たち、このような状況は今回が初めてではありません。弱者にやさしい人、もっと増えてほしいなと節に思います。ベビーカーを階段などで運ぶのを困っている人、ご年配の方や妊婦さん、小さな子供を抱えたお母さんを見たら席を譲る等、ちょっとした愛情をぜひ皆さんも持っていただければ嬉しいです。

話は戻りまして、今日の札幌は良い天気！ミュンヘンと緯度が同じからなのか空の色や植物の色がミュンヘンにとっても近いです！