オーボエ奏者・藤井貴宏 オフィシャルブログ Grüß Gott aus Bayern!

音楽&ビールの街・ドイツはミュンヘンから、再びバイエルンの田舎にお引っ越し♪自然の中で生活しながら音楽や日々の話題を中心に掲載中です☆

Froelichen Tag in Kolbermoor



今朝も電車でスタートの少年、この頃のお気に入りのポーズでしっかり記念撮影です。






「さらば!ベルヒテスガーデン!」と言わんばかりに電車の車窓に張り付いているたいき少年です。ずいぶんお気に入りだったのか「もうおうち帰るの?」としきりに聞いて悲しがっていました。泊ったホテルも線路のすぐ隣、一時間に一本ほどの電車が来るたびに部屋から眺めて大満足だったようです(笑)





「あ〜、どんどん離れていく・・・また来るよ・・・」と背中が言っているよう・・・絵になるね、たいきくん!





1時間ほど乗車してザルツブルクのお隣フライラッシングで乗り換え。再びミュンヘン方面に走ります。このころから次第に晴れてきてまさに「春」といった感じの明るさ、まさにこのブログのタイトルGruess Gott aus Bayern(バイエルンからこんにちは!)という感じ!そうそう、これですこれ!ミュンヘンに移り住んでからいつの間にか「都会っ子」になってしまいましたが、もともと我々の原点はこの風景なのです♪もう奥さんとテンション上がりすぎです!文句のない緑と水色、そしてこの「偉大な田舎」!最高でしょ??








うわ〜、田舎!!!!






今日の目的は知り合いのお宅にお邪魔することでした。2年半くらい前に仕事で御呼ばれしたここKorbermoorで知り合いになった優秀なオルガニストのご家族です。その時に泊めていただいたのが彼の奥さんの姉妹の御宅だったのですが、その時にとても仲良くなってそれ以来「メル友」で、事あるごとにメールのやり取りをしています。ただなかなかお互いの時間が合わず、前回あったのはもう2年も前(笑)今回はまさに「満を持して」の再会となりました、だって半年前からの計画って・・・しかも会うために(^^;)

到着するやいなや、早速オルガ二ストの彼がグリルをし出しました。こりゃ本気だ(笑)3家族で子供7人大人6人の会、我々のような典型的な日本人をこれまた地元を離れたことのないような典型的なドイツ人がもてなしてくださる、しかも一回の演奏会でここまで信用してもらえる、何が決定打になっているかまったくわかりませんが、とにかく地元の中に溶け込んで色々なものを吸収できる時間なので本当に嬉しいのです。これも師匠と同居することでこちらの「文化」を一から教えてもらったおかげだと思います、オーボエだけでなくこんなところにも本当に師匠には感謝しています。





しっかり食べて、そして飲んで・・・
「じゃぁ散歩行こうか!」
来ました!これまたある意味「当たり前」の流れです。散歩をしにわざわざ森まで車を走らせてくれました。森の仕組みや遊び方を説明したちょっとしたアトラクション(日本のアトラクションとはわけが違います、もっともっと原始的)。少年にとっては初めてのことばかりで大はしゃぎ!もちろん大人も楽しみます。子供たちはこんな感じ(笑)




そんな子供たちの中でとりわけ我々に興味があってしかもたいき少年を面倒みてくれたのがオルガニストの彼の次女。11歳なのですが、とっても優しくて辛抱強くて、少年のペースと様子をよくみて付き合ってくれました。簡単なドイツ語まで教えてくれて、たいき少年はすっかりお姉さんが大好きに♪我々2人がいなくても喜んで遊んでいました。そして驚いたのは彼女が発音を教えてくれた時、それを真似する少年の素晴らしい発音!やっぱり聞けていますね!すごいすごい!パパにはどうひっくり返っても無理なのです(笑)人間の耳は1歳までに決まると言います、やはりそれまで長くこちらにいた少年は私が聞き取れないところまで聞いているのです。ドイツに住んでいて、正直してあげられないことが多いのも事実で本当に申し訳なく思うことがあるのですが、これだけはよかったなと思えること、しっかりそれを得ていてくれることにとっても嬉しく思った瞬間です。ちなみに下の写真、切り株が10個ほど並んでいて、それぞれの木の種類をあてるというもの!これは難しいですよ!!







こちらがお姉さん。難しい発音の彼女の名前も一生懸命練習して言えるようになりました!






彼女とオルガにニストの彼と少年と私のナイスなショット。楽しかったです〜♪









再びご自宅に戻ればもう18:30!そろそろ・・・と思ったら「夕飯食べていくわよね?」とまさかの展開。。。しかもみんなでワインを飲みだして話すはなす!そんなまさかすぎるスーパーな一日を演出してくれた大人のみなさんとお姉ちゃんとの一枚。







「今度は2年もあけないわよ、すぐね!」と約束してお別れしました。
復活祭の休暇は今日で全ておしまい、明日からは通常に全てが動き出します。それでも今日までは思いっきり楽しむ!オルガニストの彼も「とても大事だ!」と師匠と同じことを言うではありませんか。確かに「心から満足する時間」を得ること、これは音楽家にとって必要なことなのかもしれません。いつも「目標」にむかって日々精進するわけで、本当に満足する日はそうそうあるものではありません。そんな中で自分に栄養を与えてあげるのにこの「満足感」はとても重要なのだなと改めて確信した一日です。お金では絶対に得ることのできない愛情と自然にあふれた時間に大感謝です!!!



最後に一枚、日本で見られなかった「桜」!お庭で見ることができました♪







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