オーボエ奏者・藤井貴宏 オフィシャルブログ Grüß Gott aus Bayern!

音楽&ビールの街・ドイツはミュンヘンから、再びバイエルンの田舎にお引っ越し♪自然の中で生活しながら音楽や日々の話題を中心に掲載中です☆

バイエルン国立歌劇場にて


今日のお昼くらいに「ピンぽ~ん」とチャイムが。

ガチャっと戸をあけると

「ハロ〜、グリュ〜スティ〜!」と



師匠・イョルクが(@。@)

昨日来るはずだったのですが今日になって登場(^^;)

新年のご挨拶を師匠からじきじきにいただきました(汗)1日のことといい、良い一年になりそうです(^−^)

そう、1日。

この日、師匠はというとバイエルン国立歌劇場で行われた子供のための「魔笛」のオペラを家族サービスと

いうことで観賞に行っていたのです。

その時のこと。(以下、師匠談)

客席からオーケストラピットを覗くと、なんと1stオーボエがいない!!!!

曲が始まってもいない!!!オーボ1stの部分をオーボエ2ndが吹いてみたりフルートが吹いてみたり。。

当たり前ですがうまくいかない(^^;)

1幕の間にオーケストラピットに向かう師匠。

もちろん有名な師匠、オーケストラ事務局もびっくり!

ということで急きょ出演!(夢のようなピンチヒッター!聴きたかった(笑))

当然楽器は持ってきていませんからオーケストラの楽器。

しかしこれが古くてしかもセミオートマティックシステムというタイプ、師匠はフルオートなため、使い慣れて

いない。でもこれしかない!

そしてで2幕から


代打4番・ハンスイョルク・シェレンベルガー


最初はシステムが違うためにミスをしたり色々したそうですが最後にはなんとか「はまったよ!」と

笑顔で言っていました。「一回分のリハーサルと本番のギャランティーが出たよ」と大爆笑!!

こんなこと、もちろん滅多にあることではありませんが、いやはや、ぜひ聴きたかった(><)

家族サービスの仕事が、演奏する仕事に。

本人としては嬉しかったようです、素晴らしい!!!



「でも1日のタカヒロの仕事もよかっただろ?指揮者のシュッツは本当に素晴らしいんだよ!」

そうです、確かに素晴らしかった!

また一緒に出来ることを楽しみに・・・♪


師匠の長女がお勉強でミュンヘンに引っ越してくるんです!

そしてなんと同じマンション!

そのお引っ越しもあって今日いらしたわけです。

しばらく伺っていない師匠宅・ザハランク。

近いうちにいかなくては!



話は変わって、師匠訪問の直前、今度は去年のリサイタルで伴奏をしていただいた素晴らしいピアニスト

マティアスとのお電話。

今度の9月に日本に行くとのことで、ぜひまた共演しよう!という打診のお話しでした。

ドイツでの本番も含めての相談を今月、彼がミュンヘンに来る際に再会しお話しする約束となりました(^−^)



(3年前、あまりに素晴らしい歌の伴奏をしているマティアス氏に思わず声をかけた時の一枚。共演できている

今が本当に信じられません!)

今年はいい年になりそうです☆


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