オーボエ奏者・藤井貴宏 オフィシャルブログ Grüß Gott aus Bayern!

音楽&ビールの街・ドイツはミュンヘンから、再びバイエルンの田舎にお引っ越し♪自然の中で生活しながら音楽や日々の話題を中心に掲載中です☆

「ミュンヘン」という名前の由来、ご存知ですか?




こちら、ミュンヘン市内に時々見ることが出来るマンホールの蓋でございます。
これ、ミュンヘンの「市章」なんです。地下鉄でもトラムでも、なんでもこのマークがくっついています。
ミュンヒナ―キンドル「Münchner Kindl」と呼ばれ「ミュンヘンっこ」みたいな意味かな

僧侶なんですよ、子供の。
左手に宣誓書を、右手は誓いの指をたてているそうです。
このマークと同じものがミュンヘンを代表する新市庁舎のてっぺんにあります。
そうミュンヘンのシンボル

実はこのシンボルこそ「ミュンヘン」という地名の由来に深く関係しています。

時代は7,8世紀くらい、ミュンヘンを代表する川、「イザール川」を中心に集落が沢山あったそうです。
そこにはカトリックでは一番歴史があって、西ヨーロッパの修道会のひとつ「ベネディクト会」の修道院
沢山建てられました。

当然、沢山の修道士、そして子供の修道士も沢山存在したわけです。
大人の修道士を「モンヒ」、そして子供を「モンヒェン」と言います。
そうです、この「モンヒェン」が時とともに「ミュンヘン」と呼ばれることになったわけでございます
今日まで市章として、未だに活躍しているんですね!

その頃の時代を象徴しているのが大きな教会の数!沢山の大聖堂が南ドイツに存在するのは
そういった修道院が沢山あり、修道士が沢山集まったからだ、と言われています。


もう一つ予備知識を。
このマークの服の部分、実は真っ黒なのですが、真ん中に十字が入っているのわかりますか?
これ黄色なのですが、十字架を表しています。
この黒と黄色の二色を表したのがミュンヘンの旗なんですね♪
あっ、写真ない・・・
今度撮ってきます(^^;)

ちなみに水色と白色の有名な旗はバイエルン州の旗です。


歴史が今に息づいている、そんなことをこの「マンホール」からも感じられるのは素晴らしいですよね



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