オーボエ奏者・藤井貴宏 オフィシャルブログ Grüß Gott aus Bayern!

音楽&ビールの街・ドイツはミュンヘンから、再びバイエルンの田舎にお引っ越し♪自然の中で生活しながら音楽や日々の話題を中心に掲載中です☆

ドイツワインといえばこの形!?

連日ビールの話題が多いので、今日はワインの話題にしたいと思います(笑)


この瓶の形、日本でおみかけするスラっとしたワイン瓶とちょっと違いますよね?
円形でちょっと平べったい形。ちなみにこちらのワインは「Bacchs(バッカス=お酒の神様)」という名前が付いています。そして2009年のもの。スーパーで買ってきたのですが、この2009年、ヨーロッパでは近年まれにみる美味しいワインが各地で出来上がった年!この前も地域が違う2009年ものを呑みましたが抜群の香りでございました!





そう、この瓶についてのお話を今日は書こうと思います♪
ボックスボイテル、とう名前が付いています。直訳すると山羊の陰嚢という意味です。むかし、ワインは動物のぼうこうや皮袋に入れられてたそうで、こちらの便はその形のなごりだといわれています。そしてこの瓶の形を使い始めたのがドイツのフランケン地方です。

昔、遊牧民等が水等のように水を持ち歩くために皮の中に水を入れる、ということを考えました。当然水がこぼれ出ないようにその口をきつく縛り運んだわけです。それでこんな瓶の形になったんですね

とここまでは知っていたのですが、今インターネットを調べていたらもう一つ面白い理由がありました!

以下はmsnサイトの一部にあったものからお借りしました。

「皮袋の中の果汁は動物の背で揺られ続けているうちに発酵し、古い皮袋だと発生する炭酸ガスの力に耐え切れず張り裂けてしまうので、新しい皮袋が必要だったという話です。」(ワインジャーナリスト 青木冨美子さん)

なるほど!!!!そうですよね、水以外ももちろん、液体等をいれていたんですね!

そしてこういった袋を使っていた、という証拠に以下のような記述が聖書にあるそうです。

聖書マタイ伝第9章第17節の有名な一節「新しいブドウ酒は新しい皮袋にいれ」

これまたなるほど!!!

ワインの瓶、独特なのにもきちんと理由があるから面白いですね♪

お味?もちろん美味しいに決まっているではありませんか!!(笑)



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