ただいま自宅に戻りました〜。夜23:30．。。。
久々にミュンヘンの誇る大ホール「ガスタイク（Ｇａｓｔｅｉｇ）」へ演奏会を聴きに行ってきました♪
そう、世界一のコンクールとも言うべき「ミュンヘン国際音楽コンクール」の入賞者によるファイナルコンサートです。
見られた方もいたのでは？生放送でドイツ中の放送局、そしてインターネットでも生を配信という、ドイツ挙げての生中継でした☆私も数年前一度だけ予選を通過して参加しましたが、そのレベルの高さにびっくり！気持ちを入れ替えた記憶があります。そして今日のオーケストラはこちらもミュンヘンを代表するオーケストラ「バイエルン放送交響楽団」。こちらも数年前に招待状をいただいてオーディションを受けました。それはそれは皆さん上手でした（＾＾；）
さて、今回はオーボエ、トランペット、ピアノ、オルガンの各部門が行われました。一番の目玉、それはトランペット部門、過去に二度しか一位が出ていなかったのですが今回、一位が出たんです！素晴らしい！
今日のプログラムをＡＲＤバイエルン放送のサイトからコピーさせて頂きました。
・Johann Nepomuk Hummel
1778-1837
Konzert für Trompete und Orchester E-Dur
Manuel Blanco Gómez-Limón, Spanien
・Ludwig van Beethoven
1770-1827
Konzert für Klavier und Orchester Nr. 3 c-Moll op. 37
Alexej Gorlatch, Ukraine
・Richard Strauss
1864-1949
Konzert für Oboe und kleines Orchester D-Dur o. op., AV 144
Philippe Tondre, Frankreich
・Paul Hindemith
1895-1963
Konzert für Orgel und Kammerorchester op. 46 Nr. 2
Michael Schöch, Österreich
Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks
Leitung: Sebastian Tewinkel
期待していたトランペットも、そして22歳の若きオーボイスト・フィリップも素晴らしかったのですが・・・・
ピアノがとにかく素晴らしかった！！！
聴衆の反応もぴか一に盛り上がりました♪
曲はベートーヴェンのピアノコンチェルトの3番。自分が最後に演奏したのも3，4年前になってしまいますが、とにかく中身が濃くてオーケストラもかなりの集中力を要求される曲なのですが、23歳の彼は落ち着いた振る舞いとしっかりとした解釈を持ち合わせ、決して派手さはないけれど確実かつ、オーケストラと会話をよくしている素晴らしい演奏でした。長くて重厚な曲ですが心地よい時間を過ごさせてもらいました！ブラボ〜！！！！！
そしてオルガン。12年ぶりの開催！しかも一位がでたのが30年ぶりというからすごいです（＠。＠）
曲はヒンデミットの協奏曲。チェロが5、コントラバスのが２、そこに管楽器が一本ずつというユニークな編成。
これがまた素晴らしかった。オルガンのテクニックは勿論、オーケストラの手腕もいかんなく発揮され素晴らしいかけあい。そして聴いたことのない不思議な響きを満喫させてもらえました♪
いろんな意味でいい音が聴けましたが、いやはや疲れました（笑）音を聞くのも一仕事ですね、集中しすぎました
（＾＾；）
昼間はひたすら練習でしたが、いい感覚をつかむことができてかなり気持ちはハッピーです！
明日からますます変わって行きそうです。もう少し充電期間続きます
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