オーボエ奏者・藤井貴宏 オフィシャルブログ Grüß Gott aus Bayern!

音楽&ビールの街・ドイツはミュンヘンから、再びバイエルンの田舎にお引っ越し♪自然の中で生活しながら音楽や日々の話題を中心に掲載中です☆

難しいなぁ

なんだか意味深な題名ですが・・・
皆さんは日本に「吹奏楽コンクール」という朝日新聞社主催の大きなコンクールがあるのはご存知でしょうか?中学生、高校生、大学生、一般、企業とそれぞれ部門があり、地区大会→県大会→支部大会→全国大会とつながる一大イベント。今はまさにその時期にあたります。
自分が楽器を始めたのも中学生の吹奏楽がきっかけでした。残念ながら自分のいた中学校上手とは言えませんでしたが楽しく「青春」を過ごしておりました(笑)その後は指導する側でこのコンクールと携わることが多いのですが、今年、ドイツに移ったこともあり指導でお手伝いする学校を中学、高校それぞれ一校ずつに絞りともに頑張りました。
中学の方は今年で4年目になる学校で当初は、「音が鳴るかどうか」のような問題が先でなかなか大変だったのですが、今年はめきめき頑張って地区でも金賞、県大会でも金賞、そして2回目の県大会にして3位の好成績で県代表として支部大会に!もう一度演奏するチャンスを得たそうです正直、県代表になるには難しいかなと思っていたのですが、彼らの「情熱」がまさったのでしょう、おめでたい
一方高校は3年目、過去2年はいきなり県代表として支部大会で演奏してきました。そして今年、満を持していろいろな意味で「レベルアップ」した彼ら、いい演奏をしてぜひ支部大会へ!とこちらは逆に期待をしていたのですが結果は金賞ながら5位、県代表にはなれなかったのです。先生の話では「勢いが感じられなかった」とのこと。音程や音色、解釈などは過去二年とは比べ物にならないほど上手になり頑張った彼ら、でも「学生らしさ」「元気良さ」といったものがあまりになかったようで、残念な結果になってしまったそうです・・・。

難しい・・・

コンクールですから、音楽で勝負、なんてある意味よくわからないことをしているわけですが、やはり「結果」がある以上、それを目指すわけです。ですがそれにおいて「どの部分」にスポットを当て音楽をしていくか、となるとこういった教育の上での部活動レベルだととても難しい。運がよければ結果が出るし、逆もあり得る、第一聞く審査員にすべてゆだねられるのですから。。。

このブログをよんでいる多くの学生さんがすでにコンクールが終わっていることと思います。
もちろん残念ですが、それまでの苦労や努力、そしてみんなで演奏したという「共有」が一番であって、みなさんそれぞれが一番でありますぜひ先に進む一つのステップにして頑張って行ってくださいね

今日も朝からピロピロ練習練習、また練習・・・
「また練習してるの??」ってよく言われてしまします(^^;)
今だけ、と思いつつまた練習。。。。


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