オーボエ奏者・藤井貴宏 オフィシャルブログ Grüß Gott aus Bayern!

音楽&ビールの街・ドイツはミュンヘンから、再びバイエルンの田舎にお引っ越し♪自然の中で生活しながら音楽や日々の話題を中心に掲載中です☆

日本も見習ってほしい〜原発について・・・日本人としてそう思います

ドイツダイジェストニュースより転記


RWE原発事業から完全撤退へ 次期社長が経営方針転換


Dienstag, 19 Juni 2012




(フランクフルト6月18日付 時事)エネルギー大手RWEは18日、脱原発政策を掲げる国内だけでなく、国外でも新たな原発は建設せず、事実上原発事業から完全撤退する方針を明らかにした。 17日の南独新聞の報道をスポークスマンが認めた。


7月に就任するテリアム次期社長は、15〜16日に開いた社内経営陣会合で、フィンランドとフランスで進める原発建設計画が大幅に遅れていることを例に挙げ、こうした技術への投資は資金面でリスクが大き過ぎると説明。国際格付け会社による格下げや政治・社会的な圧力を背景に国外の新規投資は打ち止めにするとし、原発を強力に推進したグロスマン現社長の方針から180度転換する姿勢を鮮明にした。


今後は太陽エネルギー事業に力を入れ、地域電力供給会社との協力による発電所建設や消費者を対象とした分野への参入を検討するという。





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ドイツがしようとしてる、それなら日本だってできるはずです。

しかし、原発事故を起こした日本は原因究明もまだ出来ていないにも関わらず、また多くの原発被災者の

抱える問題も解決していないのに、なんと原発再稼働!!

はっきりいって正気ではない。

原発が停止している今、この夏を「節電」をすることで生活の無駄を見直すことができ、そして先進国として

新しい「エネルギー政策」を世界に打ち出すことができたかもしれないのに、その機会を失おうとしています。

本当に再開するのでしょうか?未だに信じられません。

少なくとも原発再開の「理由」は説明できない。

野田首相福井県知事、また橋本知事が言っている理由をドイツで行ったら笑われます。

「医療現場で停電になったら大変だ!」

もちろんです。それなら健康な人たちみんなで節電ではないのでしょうか?

それが思いやり、愛情です。

冷房を弱くすることで暑いなら汗をかけばいい、水分補給をすればいい。

夜の広告もやめて明かりをつける量も皆で意識して減らせばいい。

やれることはなんでもやる。

それでいいんじゃないですか??


ドイツで何人かに「なぜ原発再開なんだ?」と聞かれました。

何も答えられません。「日本人は豊な生活を捨てられない。生活レベルを下げることが嫌なんだ」

としか言えませんでした。

原発再開が決まった日、ドイツのラジオでも一斉に放送しました。最後の一言が非常に気になりました、


「日本は約3分の1を原子力に頼っている」

唯一ラジオが「理由」として挙げられた事実であり、皮肉にも聞こえました。

全く歓迎されていません。




沖縄県

日本で唯一原子力に頼っていない沖縄電力

過去のサイトを記事見れば「原子力導入に向けて検討」という文字がありますが、ぜひそのまま原子力

使わずに工夫をして欲しいと思います。そして日本のモデルとなってほしい。




色々問題はあるのでしょう。

地元の産業、活性化、お金のまわり。

しかし「人の害になるもの」という原子力の事実は変わりないのです。

なぜその「根本的な事実」を受け入れることができないのでしょうか。

政治家は何を考えているのか。

その多岐にわたる問題をどうしていくかをとことん考えるのが政治家なのではないですか?

原発が生活のために必要なんです」

「火力がよくて何で原発はダメなんだ?」


なんて言ってしまう政治家は脳がありません。

もっと賢い人に変わっていただきたい。



命・安全<<<カネ



経済のために・・・

なんて言っていましたが・・・皆が元気に生きられることの方が大事です。



なぜマスコミもそれをもっと問題視しないのか。

AKB?オウム??

そんなこと=既に終わった・解決したことに時間を使わず、現在進行形の、そして今最も世界が注目している

原発問題をもっともっと取り上げるべきです。これは日本人である限り「一生」考えなくてはいけないことだと

思っています。



明日から日本に行きますが、この問題について、たくさんの人の意見を聞いてみたいと思います。

世界の中の日本です。

私も一人の日本人として、出来ることは出来る限りしたいと思います。




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