オーボエ奏者・藤井貴宏 オフィシャルブログ Grüß Gott aus Bayern!

音楽&ビールの街・ドイツはミュンヘンから、再びバイエルンの田舎にお引っ越し♪自然の中で生活しながら音楽や日々の話題を中心に掲載中です☆

四苦八苦(@。@)


今日はインターネット通販の話題。

世の中便利になったもので、ほとんどの物がインターネットで「ぽちぽち」クリックするのみで手に入って

しまいます。オーボエの材料や道具も、昔では考えられないような便利さと品物の豊富さ、そして色々な

ショップでお買い物ができます♪

今日は久々にリードの材料やチューブ(楽器との接続部)をたくさん購入!!!

の予定だったのですが、これがうまくいかず(@。@)

ドイツ語のページだからわからない、とかではなくて、システムがうまく作動しない(@。@)

とりあえず注文をするところまではいいのですが、支払いの場面になって今はやりの「Pay Pal」が

うまくいかない。安全に世界どこでも支払いができるこのシステム、でも支払いできないんじゃねぇ・・・。

何時間もあーでもない、こーでもない、とやっていたのですが、結局動いてくれず

あきらめました。。。

でもやっぱり買わなきゃ、ということでまた別のサイトで。

こちらは無事にすんなり買えましたが・・・ちょっと高い(^^;)

やっぱり一番は直接お店に行くか電話!!!

今も昔も「直接」が一番ですよね

は〜あ、疲れました(@。@)私の夜の時間が・・・(涙)


ところで、オーボエの「リード」、ご覧になったことが無い方もいらっしゃると思うので「雑学」ということで

ちょいと写真を撮ってみましたよ♪


こちらが一番大事な材料、専用の畑でオーボエのために栽培された葦です。

何年も寝かせてしっかり乾燥したものを使います。

2,3年くらいおくかな、フランスやイタリア産であることが多いです。丸い茎を割ってかんなで薄くして

下の写真のようになります。厚さは0.55~0.59mmくらい、薄いですよね。




その材料にくっつくのがこちら、チューブ。金属の種類、厚さ、内径の広がり方、大きさ、長さ等、色々な

種類、メーカーがあります。材料が一番ですがこのチューブも音色や音程を左右するとても重要なパーツです。






材料を型に合わせてさらに整形、そしてチューブと合体させると下の通り。





そして糸で固定して先を削り完成です。この削る、という作業が最も大事な行程であり大変。

材料がよくなければお話しになりませんが、やはり削るのも一苦労です。リードを作る方が練習するより

多いなんていいますが、本当の時があります(笑)

ちなみにリードさんにとって良い湿度は55%前後と言われています。乾燥しすぎも困りますが、

湿りすぎも本当に困ります。ちなみに今ミュンヘンは湿度なんと98%!!!!!

さすがにリードができにくい環境であります(^^;)






このごろ練習時間がある時に吹いているのはひたすらタンギング

言葉で「トトトトト」と空気をきるあの感じを楽器で演奏する方法を「タンギング」といいます。

永遠の課題です、きれいに、ソフトに、時に強く、はっきり、そして早く

久々に鬼のような練習曲を引っ張り出しています(笑)

もちろん仕事の曲も練習しますが、日々のこういった積み重ねもやはり大事。なんでもそうですよね。

しかしこの曲集、ほんと〜に難しい(@。@)頭のトレーニングというか運動神経が必要と言うか・・・

しばらくハマりたいと思います




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