オーボエ奏者・藤井貴宏 オフィシャルブログ Grüß Gott aus Bayern!

音楽&ビールの街・ドイツはミュンヘンから、再びバイエルンの田舎にお引っ越し♪自然の中で生活しながら音楽や日々の話題を中心に掲載中です☆

リサイタル情報 尼崎公演〜関西の皆様へ

ミュンヘンは今日も素晴らしい晴天に恵まれました。
長い冬も少しずつ終わりを迎えようとしています。何日もどんよりとした曇り空が続いた後、透き通る水色の空から降り注ぐ太陽の光はまさに喜びそのもの。街じゅうに「今か」と待ちかまえていた老若男女が飛び出しテラスでお茶をしたり散歩をしたり、思い思いにこの素敵な時間を過ごています。雪もまだ残ってはいますが、その横では小さな花々が咲き誇っています、じわっとした感動がわいてきました。

朝からリサイタルの練習をしています。これほど一曲ずつにゆっくりと時間をかけられるのは本当に幸せなこと。今まで演奏してきたときには見えなかったことが次々と見えてきます、ドイツ語と言う言葉を少しずつ知り始めたことで歌詞も今まで以上に深く理解でき文献も少しずつですが探ることができるようになりました。

今回は「魔笛」というモーツァルトの最高傑作のオペラから3曲、また大好きな作曲家・山田耕筰の作品も3曲演奏します。
元々言葉がある曲を言葉をしゃべることができないオーボエで演奏するというのはある意味無謀な部分もあります。しかし、やはり名曲は名曲、演奏してみたいのです。コンサートが初めてという人にも「あっ、この曲知ってる!」というとても素朴な感動を味わってほしいという願いも込められています。もちろん、言葉以上のことは難しい、けれども改めてその旋律がもつ素晴らしさをオーボエという音色を通して聴いてみるのも一つありかな、と思うのです。そうはいってもやはり歌詞があるもの、一生懸命それをどう表現しようか考えながら練習しています、この作業が実に楽しく実り多い!そして、今回のピアニスト・マティアスは私が本当に惚れてしまったピアニスト、その時横で一緒に聴いていた師匠・イヨルク、そしてモーリスブルク氏までが「これは素晴らしい、まるでオーケストラ、いやそれ以上かもしれない」と言わせたほどの素晴らしい演奏する大ピアニスト。勿論ピアノ、けれどもなぜかもっと大きなスケールの伴奏に聞こえてしまう。だからこそ入れた「魔笛」でもあります。彼がどのようなオーケストラを演奏してくれるのか、これも大きな聴きどころのひとつではないかと思っています。

ご期待を


さて関西、特に兵庫、大阪にお住まいの皆様にご案内です!
3月10日(木)19:00〜 尼崎市にあるアルカイックホール阪神尼崎から陸橋で直通徒歩5分)のアルカイック・ミニで藤井貴オーボエリサイタルの尼崎公演があります。

尼崎公演情報&チラシはこちらをクリック。

今回のリサイタルツアーをするにあたり、きっかけとなったのがこのアルカイック公演。
「ぜひ演奏会をしていただけませんか」という担当者Iさんのラブコールをいただき「30歳になるし、これは頑張ってリサイタルしてみようかな!」と決心しました。決して大きい空間ではないのですが天井が高く良い響きがするものと思われます!これを読んでくださっている関西の皆さま、ぜひお越しいただければ嬉しいです!チケットご希望の方がいらっしゃいましたら、ぜひともsoncreer2001@msn.com (直接藤井にメールが届きます!)までぜひご連絡ください、当日取り置き等、前売り価格で対応させていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします!

皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております

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