オーボエ奏者・藤井貴宏 オフィシャルブログ Grüß Gott aus Bayern!

音楽&ビールの街・ドイツはミュンヘンから、再びバイエルンの田舎にお引っ越し♪自然の中で生活しながら音楽や日々の話題を中心に掲載中です☆

おもしろ写真

素敵!?な写真を一枚、この家の愛犬・ラブラドールの「ニャロ」とツーショット。




散歩はたいていニャロと一緒。でもこの頃はニャロやほかの動物たちがみんな元気がないのです。お手伝いイルミさんと仲良しの動物たち、そのイルミさんがおとといから夏季休業で9月末までこの家に戻らないのです(*。*)いつもお世話してもらっている動物たちも様子でさすがにわかるようで、イルミさんがいなくなる日にはみんなそわそわ、その日から「は〜」っていうため息があちこちから聞こえてきます。そんなイルミさん、なかなか面白い人で「私は動物みんなと会話ができるの」と平気で言います♪確かにぶつぶついつも動物に話しかけています(笑)そうそう、下の写真を見てください。



これ知ってますか?私は初めて見たのですが「耳マッサージ」だそうで、イルミさんいわく「とても気持ちいい」そうです(^^;)やったことある人いらっしゃったらぜひ感想を教えてください。やってみようか迷い中・・・ちょっと見た目怖いですからね。。。



天気、やっとやっと晴れ間が出てきたのです!何日振りでしょうか・・・・気持ちいいというか暑い。でもやっと季節が元通りになった気がしています。とはいえまだまだ湿度は70パーセント以上、まるで日本です。。。この時期は乾燥していて「日本よりいいよね」というのがいつもの話題なのですが今年は全く逆になってしまいました。初めて「快適な6月」を送れると思ったら大きな間違いだった2009年6月、残念です。。。

先週の疲れが出たのかとても体が重く、楽器を吹くのも大変なここ数日、どやって乗り切ろうか模索中な私です・・・と思っていたらまたドシャ降り・・・ううう、きつい。。

そんな夕方、久々のレッスン。曲は現代最高のオーボエ奏者の一人、ハインツ・ホリガーの「ソナタ」。彼が若干19歳の時に作曲されたこの曲は、彼自身の技術を余すところなく発揮すべく作曲され、オーボエの「勉強」のためのもの。今私が吹いても難しいところが沢山。。。。とぽろっと口から出たら、シェフの第一声、「どこが難しいんだ?どこも難しくないぞ」と。あわわ。その言葉にはもちろん裏があって、難しいと思うから技術があってもそれが発揮されないということ、つまりストレスを自分でかけすぎて自分を殺してしまう。「オーケストラのようにではなく」ともシェフは言っていました、周りに合わせたり気を使ったりピアノを一生懸命だしたり、しかし今日のようなソロ曲ではそんなの全く必要ないわけです「わたしは〜〜です」みたいにはっきりプレゼンテーションしなくてはならない。死んだピアノは誰も聞きたくないしフレーズのない棒読みの文章は2分聞いたら飽きる、とシェフいわく。そして「ルバート」はじめ楽語の解釈がまるで違う、驚きの連続です。シェフがすごいのは「ベルリンフィルハーモニー管弦楽団首席奏者」という現代最高のオーケストラを引っ張りながら「ソリスト」としてもずっと活動してきたところ。おそらく彼の右に出るものは今後もいないでしょう。先に書いた「オーケストラのプレイとソロのプレイ」を完全にわけそしてそれが出来る、なんとすごいことでしょう。そんな彼が言うことですから当然あわわとうなずくわけです。うふふ、今日もなかなか厳しいですがどうやらわたくし、難しく考えすぎなようです。わかってはいるのですがどうしても「常に美しく」ということが先にきてしまって「自己満足」的音楽になっていることが多いのかもしれません。
明日は脱皮できるといいなぁ(笑)


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