オーボエ奏者・藤井貴宏 オフィシャルブログ Grüß Gott aus Bayern!

音楽&ビールの街・ドイツはミュンヘンから、再びバイエルンの田舎にお引っ越し♪自然の中で生活しながら音楽や日々の話題を中心に掲載中です☆

ロバート・ロバシッチ

今日はお休みでした。
今エキストラに来ているフルート奏者のロバート・ロバシッチ(ロブ)とうちの奥さんと3人で姫路城へ行って参りました皆さんもご存知の通り日本で一番最初に法隆寺とともに世界遺産に登録された姫路城。圧巻でした



新幹線の中からは今まで何度と無く見てきたのですが、訪れたのは初めて。想像以上の素晴らしさに3人とも興奮気味
ロブは今年で51歳になるのだとか。。。とてもその年齢には思えないほど容姿・体力とも若々しい。来日してからも2日に一度は15〜18kmもランニングしているんですって庭園も広いしお城も急階段が続く姫路城でも「もう一回行ってもいいよ」ですって(^^;)



このお方本当にまじめな人なのですが、時々変なジョークを飛ばしておもしろい人なのです変な日本語も沢山知っていて「私バカ〜」「きったねぇ」とか・・・。どこで覚えたんだか(^^;)しかも大のアイス好きで、何年か前までは月に25ユーロ分のアイスを買ってたんですってドイツはアイスが安いですからとんでもない量を食べていたはず・・・あわあわ・・・。今日もソフトクリームがおいしい、って3つも食べてました



そんな彼、マンハイム歌劇場のソロフルートを既に29年も勤めているベテランで、先生はあのベルリンフィル首席・カールハインツ・ツェラー氏バイロイト音楽祭でも異例の7回という回数を首席フルートとして演奏したりと、話を聞けば聞くほど往年の良き時代の話を聞けます。そんな彼にも今後のドイツでの活動について色々な提案がありました楽しくなりそうです

そうそう、この観光に行前日、つまり昨日の夜には演奏会終了後、コンサートマスターの朝枝さん、ヴィオラ・ヴァイオリンの元カッセル、フランクフルト放送響コンサートミストレス、そしてフランクフルトオペラの副ヴィオラ奏者だった野田さんとエキストラの方と一杯やりに行きましたいつもながら普通には聞けない「本当のドイツ」の話をたらふく聞かせていただきました最終的に私、野田さん、朝枝さんの3人が残り2時まで話まくり。ドイツでやっていく為のアイディアやメンタリィティ等巨匠の2人から話をしていただきました。そして私と朝枝さんは懲りずに、今度は西北から伊丹・タカラヅカまで、またディープな話をしながら、そして驚くような昔の話までしながらゆ〜っくり歩きましたなんと4時過ぎまで明るかったです
今回のプロジェクト中、夜中の散歩は既に2回、そして朝枝さん宅で2人きりで朝6時まで6時間しゃべり続けたりと、朝枝さんからはお金では決して買うことのできない貴重な話を聞かせていただいていますありがたいことです音楽をする、という演奏家であるという意義を再認識し、自信を持てる機会でもあります。

さて明日からもメリーウィドーです。ロブと良いコンビで頑張りたいと思います

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