何をするか

子供たちのクリスマスのお楽しみといえば、アドベントカレンダー。様々な種類のお楽しみカレンダーがあるのだけれど、今年の我が家は奥さんの手作りカレンダー。12/1から12/24まで毎日一つずつ一つずつ袋にアイテムが入っていて、24日かけて一つのパズルとレゴの商品を完成させるという、なかなかのアイディア作。ディスプレイもこの通り、なかなかのセンス。少年も「売ってるのより良いなぁ」と大満足。

ふと夜に見るともう袋が10袋ない！そうだ、もう12/15！

ふと自分の音楽人生を重ねてしまったのは何かの偶然か。今年42歳の自分、あとどのくらいオーボエが吹けて音楽ができるのか考えてしまった。ここまで、特別なにか大きな成功をしたわけでもなく、奇跡と偶然も重なって音楽家としてやってこれているのだけれど、最近「もっと若いときに知ってたら！」と思うことがやたらに多い。ネット社会で情報に溢れているからこそとも言えるけれど、割と盲目的に来てしまうことが多く、のんびりしているところもあって「あっ！」となることが多いのも自覚している。なかなかその癖は治らないのだけれど。

「素敵な時間を過ごす」ということが一つの目標が故、それは音楽に限らないので、旅行をしたりご飯を作ったり、家族と遊んだり、トータルで言ったらこれまでなかなか素敵な人生だと思う。

一方音楽の軸で見るとどうだろうか。確固たる安定した精神力と確固たるものを得たいと思っている自分がいる。足りないことをどこまで補い伸ばせるか、得てきたものを表現し、そして何を生み出していけるのか。あれやこれやともやもや考えることが多いこの頃だけれど、時間は有限、これからの音楽人生のアドベントカレンダーの中身が自分が喜べる時間がたくさん入っているように、進んでいきたいなと思った夜。